千葉真一、南へ
アクション映画魂と沖縄・台湾
定価:本体3,000円+税
沖縄へ、台湾へ、そしてハリウッドへ
越境する無敵のアクションスター!
その熱すぎる魂でウチナーンチュを演じ、数多の映画で卓越したアクションを披露してきた千葉真一。
沖縄・台湾に関連する出演作を様々な角度から分析し、「南」へ向かうスターの軌跡を追う。
目次
はじめに 名嘉山リサ
第1章 千葉真一と沖縄への視角──一九六〇~七〇年代を中心に/世良利和
第2章 インタビュー① 千葉真一&中島貞夫監督、沖縄で語る
第3章 ハンゾウ・フロム・オキナワ──『キル・ビル』の服部半蔵表象と千葉真一のスター・イメージ/名嘉山リサ
第4章 インタビュー② 小西通雄監督、千葉真一を語る
第5章 中島貞夫の沖縄へのまなざし──『沖縄やくざ戦争』を中心に/角尾宣信
第6章 三悪追放とエクスプロイテーション──『麻薬売春Gメン』二部作が描く沖縄の日本復帰/藤城孝輔
第7章 一九六〇年代台湾の映画事情──千葉真一主演『カミカゼ野郎 真昼の決斗』を手がかりとして/李政亮
巻末付録 千葉真一と沖縄フィルモグラフィー/藤城孝輔
千葉真一×沖縄──あとがきに代えて/世良利和
索引
編者
沖縄映画研究会
2017年設立。研究者や学生のほか、映画監督、プロデューサー、テレビディレクター、映画祭主催者、アーキビスト、批評家などの会員からなり、『沖縄映画研究会3周年記念誌──女優・真喜志きさ子』(蜻文庫、2021年3月)を刊行したほか、沖縄関連映像リストやレビューを公式ウェブサイトで公開している。
世良利和(せら・としかず)
法政大学沖縄文化研究所国内研究員、沖縄映画研究会代表。沖縄映画史、映画・アニメ批評。『沖縄劇映画大全』(ボーダーインク、2008年)、『まぁ映画な、岡山じゃ県』1~3(いしいひさいちとの共著、蜻文庫、2013~20年)など。
名嘉山リサ(なかやま・りさ)
和光大学表現学部総合文化学科教授、沖縄映画研究会事務局長。アメリカ映画研究、沖縄映画研究。『よみがえる 沖縄 米国施政権下のテレビ映像──琉球列島米国民政府(USCAR)の時代』(共編著、不二出版、2020年)、「軍楽隊、学校行進バンドと間接的琉米親善──USCAR時代のテレビ番組」(三島わかな編『メディアのなかの沖縄イメージ──文化創造の100年』七月社、2025年)など。
藤城孝輔(ふじき・こうすけ)
広島大学大学院人間社会科学研究科准教授、沖縄映画研究会運営委員長。沖縄映画研究、アダプテーション研究。『村上シネマ──村上春樹と映画アダプテーション』(森話社、2024年)、「想起メディアとしてのホームムービー」(久保豊との共著、ミツヨ・ワダ・マルシアーノ編『映像アーカイブ・スタディーズ』法政大学出版局、2025年)

