「ほんのうらがわ」更新しました! 吉田綱富について/水野道子
吉田綱富について/水野道子
吉田綱富について/水野道子
吉田綱富について 水野道子(『現代語訳 童子百物かたり』著者) 『童子百物かたり』の著者の吉田綱富のことについては、すでに前書きや解説で触れていますが、綱富が体験した当時の様子や人柄が偲ばれるところを、著者自身が著わした...
父の子守唄/野本寛一
兵士たちの子守唄 野本寛一(『近代の記憶』著者) 私が菅山村立国民学校(現静岡県牧之原市)に入学したのは昭和一八年(一九四三)のことだった。祖父は没し、父は戦死、伯父は南方に出征中、家をとりしきっていたのは祖母の千代(明...
井上靖 著 高木伸幸 編2019年4月11日定価 2,400円+税
2019年1月刊行の『近代の記憶──民俗の変容と消滅』は2部構成ですが、その2部は「イロリとその民俗の消滅」と題し、著者が50年近くのフィールドワークの中で実際に出会ったイロリについて論じています。 写真も多数掲載してい...
吉田綱富 著 水野道子 訳2019年3月8日定価 2,300円+税
2019年1月刊行の『近代の記憶──民俗の変容と消滅』の序章「ムラびとの語りを紡ぐ」をPDFで公開いたします。 民俗学者・野本寛一氏の特徴は、とにかく一次資料(つまり自分が直接聞き取った話)にこだわるところですが、この序...
〈出会い〉の記号学/中村三春
〈出会い〉の記号学 中村三春(『〈原作〉の記号学』著者) かつて仙台で大学の助手をしていた頃、街にヨーロッパ映画を多く上映する映画館ができて、足繁く通っていた。とはいえ、その後地方大学を転々とする身で、本職の文学の方が忙...