電話の声による繋がり/黒田翔大

電話の声による繋がり 黒田翔大(『電話と文学』著者)  私は電話で通話をする機会がそれほど多くない。スマホやケータイを使うとしても、通話ではなく、メールやインターネット検索などがほとんどである。電話は本来的に声によって繋...

昭和11年、安家の夏/岡惠介

昭和11年、安家の夏 岡惠介(『[増補改訂版]山棲みの生き方』著者)  私は昭和61年、筑波大学環境科学研究科の研究生をやめて北上山地の奥地山村・安家(あっか)に移り住み、岩泉町の教育委員会の仕事をしながらフィールドワー...