「小さな鉄道」の記憶──軽便鉄道・森林鉄道・ケーブルカーと人びと

「小さな鉄道」の記憶新刊
軽便鉄道・森林鉄道・ケーブルカーと人びと

旅の文化研究所 編

定価:本体2,700円+税

2020年11月16日刊
四六判上製 / 288頁
ISBN:978-4-909544-11-7


暮らしの真ん中を走った、小さな鉄道の物語
主要都市を結ぶ幹線鉄道の網目からもれた地域に、人びとは細い線路を敷き、そこに小さな列車を走らせた。
地場の産業をのせ、信仰や観光をのせ、そして人びとの暮らしと想いをのせて走った鉄道の、懐かしく忘れがたい物語。


目次
序章 道の文化史/神崎宣武
 コラム① 駅舎と執務/原 恭
 コラム② 鉄道唱歌/成瀬純一

第一章 街道と鉄道/髙木大祐
 コラム③ 「駅前」の誕生と賑わい/山本志乃
 コラム④ 駅弁のさまざま/黒田尚嗣

第二章 産業の振興と軽便/山本志乃
 コラム⑤ 失われた沖縄の鉄路/坂下光洋
 コラム⑥ おわん電車といも電車/三輪主彦

第三章 魚梁瀬森林鉄道の人びと/中村茂生
 コラム⑦ 銀幕を走る軽便鉄道/成瀬純一
 コラム⑧ 鉄路と神仏/髙木大祐

第四章 朝鮮の軽便鉄道/松田睦彦
 コラム⑨ 瀬戸内少年の朝鮮行旅/松田睦彦
 コラム⑩ 鉄道会社の野球チーム/山本志乃

第五章 満洲の熊岳城温泉と軽便鉄道/高 媛
 コラム⑪ 北海道の殖民軌道/今井啓輔
 コラム⑫ 観戦鉄道/高 媛

第六章 寺社詣でとケーブルカー/三輪主彦
 コラム⑬ 路面電車/黒田尚嗣
 コラム⑭ 東京モノレール 成瀬純一

あとがき /山本志乃


編者
旅の文化研究所

神崎宣武(かんざき のりたけ)
1944年、岡山県美星町生まれ。旅の文化研究所所長、岡山県宇佐八幡神社宮司。民俗学。
『社をもたない神々』(角川選書、2019年)、『大和屋物語──大阪ミナミの花街民俗史』(岩波書店、2015年)

山本志乃(やまもと しの)
1965年、鳥取県鳥取市生まれ。神奈川大学国際日本学部教授。民俗学。
『「市」に立つ──定期市の民俗誌』(創元社、2019年)、『行商列車──〈カンカン部隊〉を追いかけて』(創元社、2015年)

書評・紹介

ほんのうらがわ(編者による刊行エッセイ)